ママ大忙しのスクールフェア

インターの多くの毎年恒例イベントは11月に開催されるスクールフェアではないでしょうか。
こどもたちの通う学校のスクールフェアはインターナショナルフードフェアという名の通り、食べ物がメインのフェアなのです。40カ国以上の子どもたちが集まっているということは、ママたちの国籍も単純計算で20カ国以上。お国別に出店をして、売上を学校に寄付します。学校はその寄付の一部をさらに香港の子どもたちのためのチャリティーに寄付し、残りは学校設備費として使われます。
ここでおもしろいのは、出店をするのにそのお国柄がよくでているということ。勤勉で真面目な日本人チームは数カ月前から代表を決め、ミーティングをし、事前にどのお料理を何食ずつ作るかなどの分担を決めます。だいたい平均して、毎年10人くらいの日本人ママがいるのですが、数年前までは当日の朝、ある1人のおうちに集合し、お米60合分の巻きずしを作りました。もちろん売り物がそれだけというわけにはいかないので、焼きそば50食分と焼きとり1500本も!お米などすでに自宅にあるものを使う場合はレシートがないので、すべて寄付。焼きとりをコンロで焼いたり、ホットプレートにのっている焼きそばをお皿にとりわけるので、当日店の当番をする時間も1人につき1時間半の担当です。
それに比べてイージーゴイングな夫が属するニュージーランドチーム。人数的には日本人チームとたいして変わりないのですが、出店するかどうかはその年の気分次第。去年はしていましたが、今年はその気にならず出店なし。その出店内容もいたってシンプル。仕事でニュージーランドへ行く人が代表して、スーツケース一個分のニュージーランド産のお菓子を購入し、それを当日量り売りするだけ。たいした労力はかからないので、当日の店番も30分のみ。しかも売上は日本人チームと比べて、たいして変わらないんですよ。
オージーチームと南アフリカチームはバーベキューセットにパパたちがつきっきりでホットドッグのソーセージを焼いたり、ハンバーガーを焼いたり。バーベキューは男の料理なので、ママたちは手を出しません。もちろんパパたちのトングの持たない方の手は、しっかりビールを持っていますけどね。
それからのんべえチームのカナダとイギリス。一応小学校のキャンパスではありますが、ちっともアルコールフリーではありません。禁煙ではありますが。カナダはブラッディーメアリーを、イギリスはピムズのカクテルを販売。その他にもふだん子どもたちがランチを食べるカフェテリアでは赤と白のワイン、それからビールを売っています。
タイやフィリピンのアジアチームは日本のように、ママたちが数日前から買い出しをし、前の晩に仕込み、当日の朝は大忙しのようです。韓国チームも数年前までそうでしたが、ある日ハタと気が付いて、ケータリングに変えたそうです。朝学校にデリバリーしてくれるので超らくちんだとか。
食べ物の他に、学年ごとの保護者によるフェイスペインティングやヘアースプレー、ゲームなどの出店もあります。これは各クラスの保護者が交代で当番になるのですが、子どもが数人いると大変。あっちの出店でタトゥーをし、こっちのお店でヘアースプレーをしないといけないのですから。
そのほかにもメインステージではコーラス部やバンドのショーがあり、子どもがそれに出場する場合はその時間に控室に連れて行かなければいけません。我が家のムスメはシンギングクラブとダンスに所属しているため、出店をちょこちょこぬけだすことに。
朝から立ちっぱなしで、食べる時間もなく動き回っていたハハですが、子どもたちの「楽しかった!」の一言で、また来年もがんばろうと思うのでした。