アマさん&お手伝いさんに関してのQ&A

アマさんのお給料等、変動するものに関しては2005年7月時点での情報です。
一般的な説明は海外生活ガイドブックの類にあるので、Q&A形式にしました。また法律的なことは最小限にして、敢えて「ちょっとしたこと・細かいこと」を中心にまとめています。法律・契約に関することは(英語・中国語になりますが)政府のホームページにも役立つ情報があります。

Labour Department(労工處):
http://www.labour.gov.hk/eng/plan/iwFDH.htm(基本説明)、
http://www.labour.gov.hk/eng/public/wcp/FDHguide.pdf(Q&A集)※PDFファイルです
Immigration Department (入境事務處):
http://www.immd.gov.hk/eng/forms/hk-visas/foreign-domestic-helpers.html(契約・ビザについて)

周りのママさんたちにお聞きしたご要望を参考にこのようにしましたが、便利帳をご利用いただいている香港ママの皆さんには、違うご要望のある方もいると思います。
このページはまだ始めたばかりですので、ご意見やリクエストをお待ちしています。やはり法律的なことを知りたい、いやもっと細かなことを知りたい・・・など。

また、個別のご質問もお寄せください。掲示板への書き込み、またはメール mamabenricho@gmail.comでお願いします。

回答は、「香港ママの便利帳」管理人メンバーの体験談に基づいています。一部、他のママさんたちにお聞きした話もあります が、いずれも個人的なものが中心です。(法律・契約に関するものは、もちろん一般的情報を載せていますが。)このため、「~ようです」といった書き方が多くなっていますがご了解ください。また、万一誤った記述があった場合はご指摘ください。

「ちょっとしたこと・細かいこと」の場合、家庭によって、人によって、答え(体験談・実際にしていること・考え等)は違う と思います。このページの回答はひとつの”例”として、”参考に”していただき、ご自分&ご家族の考え・スタイルに合わせて決めて行ってください。皆さん が「気持ちいい」「アマさんがいて良かった」と思えるようになる(する)ことが一番大切だと思います。

上記の通り、答はひとつではないと思いますので、皆さんの体験談や聞いた話なども教えていただけると助かります。数多くの例が集まれば、より参考にしていただきやすくなると思います。

Foreign Domestic Helpers (フィリピン人等「外国人」のアマさん)の場合、エンプロイヤー(雇用主)とならずに1日数時間等の約束で来てもらうことは「違法」です。このページで は、「パートのアマさん」に関する質問にはお答えしていません。知りたい方が多いのは承知していますが、責任を負えないので、すみません。

香港人のパートのお手伝いさん(「アマさん」とは言いません)であれば、パートで雇うことができます。情報が少なめですが、お手伝いさん・ベビーシッターさんについても少し掲載しました。こちらについても、ご質問・ご回答・体験談などお寄せください。

Q1 どうやって見つけるんでしょう?
Q2 アマさんを雇う際の面接(インタビュー)ではどんな質問をすべきでしょう?
Q3 英語が上手に話せなくても(私が)大丈夫でしょうか?
Q4 お給料・その他経費はいくらかかるのですか?
Q5 どこに寝泊りさせるのでしょうか?必ず一部屋与えなければならないのでしょうか?
Q6 仕事の範囲は?
Q7 与えるべき休み・休暇はどのようになっていますか?
Q8 食事の分け方は?
Q9 外食時にアマさんを連れて行く際、アマさんの食事はどうするのですか?
Q10 アマさんのシャンプー・石けん・ティッシュ・トイレットペーパー等は、エンプロイヤーが用意するのでしょうか?
Q11 家族旅行にアマさんを連れて行きたい場合、ホテルなどはどうするのでしょうか?同じ部屋?それとも一部屋とってあげるのでしょうか?
Q12 パートのベビーシッターさんについて、どなたか詳しい情報をご存知のかた、いないでしょうか??

 

Q1 どうやって見つけるんでしょう?
A1 エージェント、友人等からの紹介、新聞広告・ウェブサイト等の方法があります。それぞれ、一長一短・賛否両論のようです。【エージェント】選択肢が多くなる。書類手続き等を代行してもらえる。但し別料金を請求する所もあるので注意が必要。呼び 寄せまでに時間(通常6週間程度)がかかる。一般的に最低限の雇用条件で始めることができる。初めて働く人が多い。「悪知恵」を持ったアマさんの影響を受 けていない分安心な一方、仕事・香港生活に慣れていないため教育が面倒・・・等、賛否両論です。【紹介】信頼度が高い、少なくとも大きな間違い(激しく「ハズレ」な人に遭う)の可能性は少ない。すぐに来てもらえる。前の家庭の雇用条件に合わせることになる(もちろん変えてもいいが、変えづらい?)。香港およびアマさん業に慣れている。これも賛否両論です。友人等からの紹介の場合、その友人との事前のやり取りが大切になります。アマさんの信頼度の確認はもちろんですが、「ちょっとしたこと・細かいこと」で参考になることも多いと思います。契約・ビザ等の書類手続きは自分でやることになります。ご主人の会社がやってくれることもあるそうです。
Q2 アマさんを雇う際の面接(インタビュー)ではどんな質問をすべきでしょう?
A2 履歴書にあったことの確認と、何ができるかなど。他に「こんなことがあったらどうするか」等の喩え話をして、どんな答が返ってくるか試すのもいいかも知れ ません。どんな質問をすればそのアマさんが「よさそう」か分かるかですが、何をやって欲しいかによって、選び方の観点が違うので変わってくると思います。 共働きママさんの場合、育児専門(掃除、料理はしない)のアマさんとその他をするお手伝いさんを別々に雇っている場合もあるそうです。この「よさそう」 は、アマさんの性格・能力ももちろんですが、「相性」もあるものです。こればかりは勘に拠るところも大きいので、その為にも(できればですが)数多く面接した方がいいと思います。
Q3 英語が上手に話せなくても(私が)大丈夫でしょうか?
A3 もちろん話せるに超したことはありませんが、身振り手振りで何とかなるものです。細かい指示をしたい場合は夫や友達に聞いておいて伝えたり、海外生活ガイドブックなどに載っている会話例を参考にするといいと思います。香港人お手伝いさんの場合は漢字を使っての筆談という方法も取れます。
Q4 お給料・その他経費はいくらかかるのですか?
A4 香港での最低賃金はHK$4,310です(2016年10月から)。これに食費(最低HK$1037)と香港政府に納める税金(HK$400)を加えたものが最低限の雇用条件ですが、家庭によって色々追加してあげている場合もあるそうです。※すべて1ヶ月の金額です。上記は契約開始後にかかる費用(すべて1ヶ月の金額)ですが、その前に、エージェントを通す場合はその費用、紹介の場合は書類手続きに関する費用や保険代(※)など、新しく呼び寄せる場合は渡航費等がかかります。
また、2年に一度、帰国費用(渡航費、移動中の食費など)を出す必要があります。ちなみに帰国休暇は1週間以上と定められていて、2週間以上が一般的です。(下記「A7」もご参照ください。)
食材(and/or料理)をシェアする場合、食費は不要です。ステイアウト(通い)の場合、ボーディングハウス(アマさん向け宿泊所)の費用(月$700 が相場、週末のみなら1日$30~$40程度)とそこからの交通費(宿泊費と合わせ、月$1,000が相場)が必要です。但し、2003年4月以降の新規 契約の場合はステイイン(住み込み)のみとなっています。<参考> 最低賃金は、2005年5月に改定された金額が$3,320で、その前はHK$3,270でした。その前(2003年3月以前)はHK$3,670でしたが、2004年10月からアマさんの税金が制定されたため、エンプロイヤーが全額払う場合(出費としては)同じ金額になるよう、$400下げられたのだそうです。友人等からの紹介の場合、これを考慮して、最低賃金より多くしてあげたり、逆に税金の負担を折半にしたりといったことが行われているようです。インドネシア人・マレーシア人のアマさんはフィリピン人・タイ人より安く雇えるという噂がありますが、この最低賃金を下回ることは「違法」です。※アマさん保険(Maid Insurance, Helper Insurance)は、エンプロイヤーの義務となっている保障をカバーするものと、それに追加する形の任意のもの(一般通院費など)があります。
前者のみの保険は年$300前後、後者を含む保険は年$600前後が一般的です。
エージェントを通す場合は、エージェント代に保険代が含まれていることが多いです。
(下記「A7」もご参照ください。)
Q5 どこに寝泊りさせるのでしょうか?必ず一部屋与えなければならないのでしょうか?
A5 アマ部屋(玄関に近い小さい部屋やキッチンに併設されたものが一般的)や適当な空き部屋が基本ですが、それが無い場合は夜間の子供の世話も兼ねて子供部屋 としている家庭も多いようです。居間の折りたたみベッドやソファーを使わせている場合もありますが、度を超すと「違法」になります。(下記参照)アマさんに与えるべき”空間”については、契約書(政府発行の規定のものがある)に記されています。「適切でない例」とし て、「廊下などプライバシーのない環境」「異性のティーンエイジャー・大人と同室」などが挙げられています。その他、与えるべき最低限の家具なども明記さ れているので、まだ検討中の場合でも参考にもらってくるといいでしょう。イミグレーションで、上記HPの内容の冊子(ガイドブックと呼ばれます)と共に無料でもらえます。<余談> 上記の例を読むと、そこまでの家庭もあるのかと驚かされますが、一方で、お金持ち家庭のアマさんの寝室は一般的家庭の主寝室より立派だなんて話も聞きました。そのアマ部屋にはバストイレはもちろん専用電話まで付いているそうです・・・。
Q6 仕事の範囲は?
A6 育児および一般的な家事(掃除・洗濯・食事の支度や料理など)はまったく問題ありません。これに関しても契約書に該当欄があります。尚、上記ガイドブック には「家庭内」(物理的に「家の中」)での仕事に限るとあるので、それに従うと買い物・子供の送り迎え・ペットの散歩・洗車などは「違法」になってしまう のですが、これらは問題ありません。「実情にあっていないので改正される」との発表もされています。
Q7 与えるべき休み・休暇はどのようになっていますか?
A7 契約書に定められているものには、「週休1日」「雇用条例に基づく有休」「契約更新時に与える1週間以上の帰国休暇」があります。
週休は日曜が一般的(雇用主は日曜が休日の人が多く、またアマさんは教会に通う人が多いため)ですが、規定上は他の曜日でも構いません。帰国休暇はビザ更新時が原則ですが、適切な理由がある場合はその後1年以内となっています。また期間は1週間以上と定められていて、有休と合わせて2週間以上とするのが一 般的なようです。また、病気休暇も保障しなければなりません。病気休暇中のエンプロイヤーへの補償は、アマさん本人の医療費と併せてアマさん保険(任意部分)でカバーされることが多いので、保険加入時に確認しましょう。(保険については上記「A4」もご参 照ください。)意外に思われるかも知れませんが、アマさんには有給の産休を取る権利があります。アマさんが妊娠した場合、エンプロイヤーはアマさんを解雇できず、また働かせることもできません。この決まりを悪用するアマさんもいるそうなので、注意しましょう。アマさんの祝日リスト(Q&A) http://www.labour.gov.hk/eng/faq/cap57f_whole.htm
リストにある祝日に働いてもらう場合はそれを48時間前までにアマさんに了解をとればいいそうです。その場合60日以内に振り替えの休みをあげる義務があります。
Q8 食事の分け方は?
A8 上記の通り、政府のガイドブックには「食費=ひと月$300(以上)、食材・料理をシェアする場合は不要」とあります。これを元に(二者択一ではなく併用 でもいいので)家庭の考えや状況に応じて決めるといいと思います。既に雇っているママさんたちに聞いても、下記のように色んなケースがありました。①食費を与え、完全に別々。冷蔵庫にアマさんのスペースを決めて、買ってきた食材も作ったものもそこに置かせている。②食材はシェアして、別々に料理している。(アマさんには家事の合間に短時間でするように言ってある。)買い物は私がしているのでアマさんには冷蔵庫にあるものを適当に使ってもらうわけだが、野菜など日本のものとローカルなものを両方買って、別にすることもある。③買い物から料理までやってもらっているのでお互いに便利なようアマさんの財布を作っている。家計簿(メモ程度)をつけさせて、足りなくなってきたら補充する。④夕食だけ一緒にしている。私が作っている(日本食)ので口に合っているかは分からないが、一応全部食べている。特別な(高めの食材の)おかずの時はそれだけ分けている。⑤基本はシェアにして、$50だけあげている。上に「一緒にしている」とありますが、食材and/or料理をシェアするのはいいとして、「一緒に食べる」のはおすすめできません。台所などで別に食べてもらうのが一般的です。食卓は共有するという場合でも、時間をずらしたりしているようです。<余談> お米の種類が違うので炊飯器を別に買おうか困っていたが、まとめて炊いてラップで包んで冷凍するようにしました。友人に聞いて始めた方法ですが、炊いてすぐ保温せずにやれば炊きたてとあまり変わらないと思います。
Q9 外食時にアマさんを連れて行く際、アマさんの食事はどうするのですか?
A9 出かける前に家で食べておいてもらうケースが多いようです。一人分余計にかかってしまうのを避けられ、レストランでは子供の面倒を任せられて一石二鳥とか。<余談> 一方、「友人と会員制倶楽部でご飯を一緒に食べた時に、友人のアマさんは普通に同じテーブルでフルコース食べて ました。」なんて話も・・・。これは特殊なケースでしょうが、「時々は、アマさんに$100ほど渡して別に食べに行ってもらう」のは(その家庭の考えによっては)いいアイデアだと思います。半分も使わないかも知れませんが、普段一所懸命働いてくれてるアマさんなら、たまのごほうびに?(その間の自由時間と共に、お小遣いとして。)
Q10 アマさんのシャンプー・石けん・ティッシュ・トイレットペーパー等は、エンプロイヤーが用意するのでしょうか?
A10 契約書およびガイドブックには個別の説明はない(「生活雑貨は給料に含む」と大まかに記載)ので、各エンプロイヤー(家庭)での判断になります。食費を多めにあげてそれに含むとしている家庭もあるようです。
また、それらの分け方・置き場所等はどうしたらいいかという話もよく聞きますが、ママさんたち&ご家族が不快に感じない方法を考えて、それを伝えればいいと思います。慣れてしまう前に、早めに伝えることが大切です。できれば仕事の初日がベストですが、始めてみないと分からないこともあるので、気づいた時点 で早めに伝えましょう。
Q11 家族旅行にアマさんを連れて行きたい場合、ホテルなどはどうするのでしょうか?同じ部屋?それとも一部屋とってあげるのでしょうか?
A11 (これは便利帳管理人メンバーは未経験なので、他のママさんにお聞きしました。)西洋人家庭の場合は子供と一緒に部屋を取るのが一般的だそうで、日本人にとっては子供が小さい場合は抵抗があるかも知れませんが、大きめならひとつの選択肢だと思います。ファミリールームで家族 みな一緒という場合もあるでしょう。アマさん一人のために別の部屋を取るというケースは少ないようですが、これもまた食事や他の多くのことと同様エンプロイヤーの選択なので、中には個人の部屋を取ってあげる気前のいい方もいらっしゃるかも知れません。<余談> アマさんを欧米旅行に連れて行ってその足で逃げられた(トンズラされた)という話をよく耳にします。イギリスなど人権運動がキチンとしている国は、なんらかの形で居残ることができるらしいです。皆さんお気をつけください。
Q12 パートのベビーシッターさんについて、どなたか詳しい情報をご存知のかた、いないでしょうか??
A12 上記の通り、Foreign Domestic Helpers (フィリピン人等「外国人」のアマさん)は「違法」となるので、一般的には以下の2通りになります。【香港人のパートのお手伝いさん(「鐘點」、ジョンディムといいます)】掃除などで頼んでいる人が多いようですが、信頼できる人なら子供の世話を頼むことも可能です。「鐘點」は、友人等の紹介が一番なので、まずはご主人の会社の同僚などに聞いてみるといいと思います。子供を預ける場合は、育児経験があることは必須でしょうが、更に何度か掃除等で来てもらい、個人的な相性や子供の接し方などを観察してからが安心です。よくスー パーなどに広告が貼ってありますが、身元がはっきりしない人は避けるべきでしょう。【西洋人(など)のベビーシッターさん】個人で働けるのは原則的には香港人ですが、香港在住の外国人(西洋人・日本人)でも永久居民の場合、またアマさんでも特別な理由(香港人と結婚しているなど)で就労できる人もいます。外国人の場合、面接の際にパスポートやIDカードを 見せてもらう事が大切です。ベビーシッターさんは専門の派遣会社の人も多く、信頼ある会社の人ならばしっかりトレーニングされているそうです。[香港政府の職安(CARITA)]需要が多い所(ミッドレベルの西洋人が多いマンションなど)では管理人が申込書を配っ ていることがあるそうです。申込書(英文・中文)に依頼者の詳細・依頼内容などを詳しく書き込んでファックスします。約1ヶ月後電話がかかってきて、近くに住んでいる候補者を数人インタビューに寄こすシステムのようです。時給は1時間$50ほどで、保険代も含まれているようです。[ベビーシッター派遣会社]1時間$70ほど~で、保険代に関しては会社によるそうです。
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