リレーみゆきりんその8

[2005.8.25] (32週目)

32週目のチェックアップのためプリンセスマーガレットに行く。
名前だけ聞くとお城のような病院をイメージするが、
タクシーから窓の外を見ると
目に入るのは窓からつきでている竹にかけてある洗濯物である。
響きと現実にはかなりのギャップがある。

香港IDとトンチュンの健康院で渡された茶色い封筒を渡してレジスターする。
前回はそこで紙をもらい、それにセルフサービスで体重や血圧を計り記入したのだが、
今回はその紙は“ノーニー(no need)”と言われた。
システムがかわったのかと思い、その辺に座るところをみつけ
その他70人くらいの人と一緒に名前をよばれるのを待つ。

「ミユキリン」
と呼ばれナース室に入ると、体重を計ったかと聞かれた。
紙をもらわなかったから必要ないのかと思ったと言うと、
「ハー(これだから外国人はイヤなのよね)」と言わんばかりの大きなため息をつかれ、
すぐに体重・血圧を計るようにと言われた。
そして何百回も使われたと思われる汚らしいプラスチックの入れ物を差し出され、
それに採尿をするようにと言われる。
マイ尿容器があるからと丁重に断り、トイレへと向かった。
あんな入れ物を使ったらどんなに健康な尿でも病気になりそうだ。

ナースとのインタビュー後はドクターの部屋の外で待つ。
ここでは“パッツァメイシュエー”と呼ばれた。
どっちでもいいけど私の呼び名を統一してほしいものだ。
中に入ると男のドクターがいた。
ベッドに横になり、お腹を出すと付き添いナースが下半身部分に布をかけてくれる。
用意が整うとドクターがカーテンを開けて登場し、心拍音を聞く。
お腹を触りながらここが頭だとかここが足だとか言っている。
全て順調らしい。

気になっているエピさま(エピデュラル)について聞いてみた。
エピさまは陣痛がはじまって病院に到着した時にリクエストすればいいそうだ。
昼間は麻酔師がたくさんいるからほとんどの場合すぐにできるが、
夜中だと人数が少ないから他にエマージェンシーでオペなどが入ると
麻酔師がいないためエピさまは使えないそう。
パブリックはどこも同じような状況だから、
100パーセントエピさまを使いたいのだったらプライベートに行くしかなさそうだ。
今まで3?年生きてきて、どちらかというと強運な方だから、それにかけることにする。
私の心境がわかったのか、ドクターは
「ボクのワイフも2人ここで産んだけど、2人ともエピデュラルを使えたよ。 しかも夜中で。だからドンウォリー」
とやさしい言葉をかけてくれる。

再び飛行機に乗るための同意書をお願いした。
健康院と違いここでは慣れていて、すぐに書いてサインしてくれた。
次回はブドウ糖の検査(?Glucose)をするため
前の晩の夜中から何も食べてはいけないそうだ。
前回の妊娠の時はそんなことしなかったと言うと
「今回は高齢出産だからだよ」
とサラリと言われてしまった。

というわけで次回は1週間半後。

費用:なし