リレーみゆきりんその2

高齢出産advanced age(なんかイヤーな響き)は余分な検診が数回あるようです。
予定日に35歳以上だと何回目の出産であろうと高齢出産とみなされます。

[2005.4.7] (12週目)
今日は本家(?)のプリンセスマーガレット病院での検診。
ライキンの駅からタクシーで5分くらいのところにある。
団地の中の丘の上に建つ大きな病院。

健康院でもらったアポの紙と香港IDでレジスター。
待合室には100人くらい人がいて(大袈裟じゃなくてこれマジ、数えちゃいました)
一瞬気が遠くなった。
レシートと体重などを記録する用紙をもらい、ナース部屋の前で待つように言われる。
何がどうなっているのかわからないから、
その辺にいるナースをつかまえて聞いてみる。
英語でとっても丁寧に説明してくれる。

それによると全部セルフサービスのようだ。
体重と血圧は自分で量り、もらった紙に記録する。
マイ尿容器をすっかり忘れていた私は売店で紙コップを買う。
尿入りカップを片手にナース部屋の前で待つ。
10分に一度くらいナースが試験紙を持ってまわり、それを尿に入れてチェックする。

それが終わるとナースとのインタビュー。
待ち時間は5分。
その時病院のVCDをもらう。
広東語だけど、検診から出産までの様子がよくわかるものですごくよかった。
それによると妊婦さんは出産の時浮き輪を持っていくようだ。
実際持ってきている人がいるのか見るのが楽しみだ。
分娩室の場所の説明といつ病院に産みにくるかの簡単な説明があった。
一応これでプリンセスマーガレットで産むというレジスターをしたようだ。

それにしてもここにいる妊婦さんはみんなとっても若い。
「ご両親は知っているのかしら?」
なんておせっかいなおばさんになってしまう。
付き添いのだんなさんか彼氏らしき人も学生みたいで頼りなさそう。

そうやってピープルウォッチングをすること5分、
ドクターの内診のため部屋によばれた。
はっきりと外国人だとわかる名前は英語で呼んでくれるのだが、
私の場合旧姓の漢字がIDにあるため
「パッツア メイシュー(北澤美雪)」
と呼ばれるのを聞き逃さないように耳をたてる。

ドクターはやさしそうな50代の女医さん。
てきぱきしていて、説明も流暢な英語。
内診の時、心拍音を聞かせてくれた。
バクバクバクと小刻み。

再びナース部屋に戻り、次回のアポをとる。
「次はトンチュンの健康院に行くから」
「ダメ、あなたは高齢なんだからもう一度ここに来なさい。」
「えー、遠いのに」
「じゃあフツウなら6週間後だけど、おまけして8週間後でいいわ」
ってそんなこと交渉できるものなの?
待ち時間もほとんどなく、ナースもドクターもとても親切で大満足。
スムーズにできる段取りができていて、
100人いた待合室もそこを去る時にはガラガラになっていた。
プリンセスマーガレットの第一印象は花マル!

これで私は帰れないのだ。
午前はフツウの産前検診だったが、午後から高齢出産用検診がある。
午前中と同じところだが、レジスター後、一番奥で待たされる。
まず高齢出産用の20分くらいのビデオを見る。
広東語オンリーだからほとんど?だけど、どうやらダウン症のリスクについてのようだ。
それが終わると待ち時間なくドクターとのインタビュー。
30代前半の男のドクター。
私の年齢だとダウン症の子が産まれる確率は1/360。
テストの種類は羊水チェック、細胞チェック、または血液検査であり
1つずつがどういうものなのかの説明受ける。
私は流産のリスクがない血液検査を選び、同意書にサインした。
次は待ちに待っていた超音波。
やっと我が子が見られる~!
初めて見る胎児は豆ではなく、すでに人間の形をしていた。
あなた、いつの間にそんなに育ったの?とびっくり。
骨組みを確認したいらしいが、胎児は寝ていてビクとも動かない。
咳をしたり、腰を振って踊ったりするが無視。

ナースからドクターにバトンタッチし、ドクターがお腹をバコバコたたく。
結局30分くらいやって、やっと骨確認ができた。
こんなに長い間見ていられるなんて、この子は親孝行な子だこと。
数回しか見てもらえないということを知っているのかもしれない。
ドクターがプリントアウトした超音波写真を持っている。
ダメもと承知で若いドクターを相手にちょっとお色気を出して
「その写真、いただけたらとてもうれしいんだけど、無理かしら~ん」
とがんばったが、ドクターは高齢出産のおばさんの言う事なんて聞く耳持たないといった感じで
「ノー」の素早い一言。
写真がないのは残念だけど、30分見られたからよしとするか。
次回は1ヵ月後の血液検査である。
アポの日は指定されていて、変えたかったら後で電話をするそうだ。

費用:尿コップ代 1$