美しく、気持ちよくあるための3つのフロー

こんにちは。香港でカウンセラーをしている藤森です。
女性であれば、誰もが気になる「美しくありたい」という気持ち。「あんな風に美しくありたい」と思えた人も、「私は美しくなんかないから」と謙遜してしまいがちな人も、「そういうのに煩わされたくない!」と若干アンチな気分の人も、「美しくある」という言葉の響きにはどこか惹きつけられたのではないかと思います。
そもそも、美しくあるってどういうことなのでしょうか?私たちが美しくあるための多くの情報は、外見をどのように飾っていくか、他人にどう見られたいかに、大きく偏っています。例えば、どんな洋服を着るか、髪型が素敵か、欠点を隠してくれそうなメイクやファッションコーディネートなどがそうでしょう。また、他人の目にどう映るかという、視点も、「モテファッション」「愛されメイク」などに感じられます。
しかし、私がお伝えしたいのは「私は美しい」と感じる気持ちのよさです。この気持ちよさは、お気に入りの洋服を着て出かける時のうれしさや新しいネイルを試してみた時の楽しさに似ています。でも、「私は美しい」と感じる気持ちのよさは、洋服やネイルなど身に着けている一時で終わってしまわない、安定感に特徴があります。いうなれば、「私はこれでいいんだ」という肯定感のようなものでしょう。

この美しさ&気持ちよさを実現するために必要なのは、3つの流れ(フロー)だと思います。このフローをうまく循環させれば、自分が美しいと感じて心地よく、この心地よさゆえに美しい自分でいるために、さらに自分を大切にしていくことができます。

 

1. 食べ物のフロー・何を食べるか、すこやかに排泄できているか

何を食べるか、どのように食べるか、そして、誰と食べるかというは、食に対する姿勢は生活の質を反映していると思います。空腹を満たすためだけに、とりあえず食べる食事や、虚しさを埋めるための間食は、心に栄養を送ることができません。1日の中の1食でもいいので、自分のために、心から満たされると思える食事の仕方を工夫してみたいものです。そのひと工夫が、あなたが自分を大切にするための一歩です。
また、気持ちよく便通があるのも大切なことです。便秘気味な方やおなかの緩さに悩まされている人は、ぜひ生活習慣自体を見直してみましょう。病気になってから手当てするのではなく、自分を大切にして、毎日の生活がスムーズに流れていると、肌がきれいになるなど、内側から美しさを放っていくことができます。

 

2. お金のフロー・気持ちよくお金を受け取っているか、喜んでお金を使えているか

毎日の生活に切り離せないお金。現代社会に住む私たちには、お金を使わない日はないことでしょう。お金は、私たちの生活と社会の間を循環するフローです。お金を気持ちよく受け取っていますか?お給料が振込払いで実感のない方もいるでしょう。夫から生活費を預かっているという意識で、なんの感慨もない人もいるでしょう。でも、無自覚になりがちだからこそ、お金の流れてくる先(職場・夫)との関係を見直してみるチャンスです。多くの人は無自覚で無感情であることが多いと思います。そして、この大切なはずのつながりに無感情であることは危険サインであることもあります。コミュニケーションや愛情の滞り、あるいは意図的な麻痺など、今ある問題から目を背けている可能性もあります。
また、感情はあるけれど、「こんなに働いているのに、これっぽちしかもらえないのか」など搾取されている気持ちがあるかもしれません。「こんなんじゃ足りない!」という欠乏感かもしれません。いずれにせよ、入ってきたという事実にもかかわらず、ネガティブな感情が立ち上るというのは、生活の質を向上させるための工夫が求められていると思います。足りない気がするのはなぜなのか、足りないことがどんな気持ちを起こさせているのか、気持ちがないとしたらそれは何なのか…、どれも大切な情報です。
欠乏感に満たされて行動している限りは、毎日を気持ちよく過ごすことはできないでしょう。美しくあることすら「お金のかかる、余計な事」とすら思えるでしょう。同じく、お金を使うにも、「毎日どんどんお金がかかる」と欠乏感に満ちて嫌々払うのか、本当に価値があると思うものにお金を払っているのかは、毎日の生活を根本から変えてしまいます。例えば、「欠乏感に満ちた美しい人」というのは、ちょっと想像しにくいですよね。むしろ、身なりが質素でも「満たされた笑顔」の人にこそ、美しさが宿るのではないでしょうか。お金の流れに、欠乏感を乗せて循環させるのか、満たされる感じを乗せられるのかで、生活は大きく変わり、それは自ずと美しさに影響を及ぼすのだと思います。

 

3. 感情のフロー・ハートを開いて人と接することができるか

感情の量や振れ幅の大きさは、人それぞれです。それぞれに心地いい範囲で、感情が人と人を結び付けていくからこそ、その人なりの心地よい距離感があるし、個人差があっていいと思います。ですから、友達が多いからいいとか、少ないからよくないというものではありません。むしろ、注目してほしいのは、人と接することに喜びを感じられるかどうか、もしくは、疲労感や恐れで避けたくなるかどうかです。そして、この対人関係での充足感が、生活の質を大きく左右しています。

この「人との接触で喜びを感じられるのか」、「疲労感や恐れでくたくたになるのか」は、ハートが開いているかにかかわっています。ハートが開いているというのは、あくまでも感覚的な表現ですが、自分の傷つきやすさと共にいられるかどうか、必要に応じて表現できるかどうかということです。これができるかどうかは、ハートのキャパシティによります。特に、つらい気持ちであればあるほど、キャパシティの乏しい人には、感情に触れることが恐怖になり、必然的にハートは閉じていきます。ハートが閉じた状態では、苦痛は感じにくく、守られているように思われますが、同時に流れ込んでくる感情も制限されるので、満たされない状態で生活をすることになるのです。

「感情のない美しい人」や「感情的に満たされていない美しい人」というのも、想像しにくいですね。感情を感じるためのハートが開いていること、そこから自分の感情も適切に流れ出て、人間関係を豊かにしていける、必要な充足感が流れ込んでいく、そんなフローも美しい人であるためには大切だと思います。

 

3つのフロー、いかがでしたか?
「美しい人でありたい」と思う方も、「美しい人である」気持ちのよさを味わってみたい人も、カウンセリングはとても有効なツールです。何か心の琴線に触れたなら、ぜひご連絡をください。

 

 

Suomi Fujimori

臨床発達心理士。2012年より香港に移住。個人・カップル・ファミリーを対象としたカウンセリングを、日本語・英語で提供しています。